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松本寛司「食卓に笑顔の花を咲かせる道具」

  • tegamisha
  • 2016年8月26日
  • 読了時間: 2分

海をこよなく愛する木工作家。自分の手になじむ数本の刃物から生み出された作品からは、潮風のように作り手の気配が漂う。器に刻まれた一つひとつの彫り跡は、木が持つ表情と重なりあい、気づかぬ間にその印象を使い手に残していく。

【事務局担当:カキモトへのQ&A】

Q1. あなたと松本寛司さんの出会いは?

作品は何度か拝見していましたが、初めて愛知県のアトリエに訪問したのは、2015年の夏。何名かの木工作家と出会ってきましたが、面と向かって話すとおどろきの連続でした。使う刃物はアーミーナイフのようなワイルドなもので、手になじむ数本。力が自然に入るように、と立ちながら彫る後ろ姿に惚れました。「海パンもってきてない?」と言われ、下着で海に飛び込んで、ともに波に揺られながら会話したときに、木工作家・松本寛司さんのことをより知ることができた気がします。

Q2. 松本寛司さんを花に例えると…

ハマヒルガオ。名前の通り、海辺にその花を咲かせます。海にほど近い場所にアトリエを構えた松本さんは、海で泳いだり、サーフィンをするなかで自然の雄大さやそこで生かされている人の在り方を肌で感じるそうです。そしてなにより、作品と向き合うためのリフレッシュになるそうです。

Q3. 松本寛司さんのキャッチコピーを考えてください

彫り跡から聞こえる波の音

Q4. もしもあなたがお客さんなら、松本寛司さんの何を買いたい?

朝食のトーストとフルーツがのるくらいの、小ぶりなカッティングボード。

Q5. 松本寛司さんへメッセージをお願いします

多摩川河川敷で早朝にいただいたコーヒー。アトリエの近くの海で聴いた波の音。松本さんとは、出会う時間は短いながら生涯忘れられないような時間を過ごした気がします。もみじ市に出店する作家のみなさんの魅力が伝えられる人間になりたい、と願ってきました。さまざまな感謝を込めて、私たちスタッフももみじ市をつくります。河川敷でまたお会いできる日が楽しみです。

【松本寛司さんの最新情報はこちらをご覧ください!】


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