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yamanedaisuke「漂流する机」

  • tegamisha
  • 2016年8月26日
  • 読了時間: 2分

yamanedaisukeは自らを木工作家と称するが、私にとっては詩人である。流木を使って視覚的な詩を編んでいるのである。大地から生成された流木を割り、削り、組み合わせ、ユーモアと躍動感に満ちた動物たちの世界をつくり続けている。さあ彼の作品に潜む宇宙を覗いてみよう。

【事務局担当:コイケへのQ&A】

Q1. あなたとyamanedaisukeさんの出会いは?

個展の打ち合わせをするために、京都・五条モールのアトリエで相対したのが最初でした。まず、アトリエに所狭しと飾ってある作品群に驚き、静かな炎を感じさせるyamanedaisukeさん本人の佇まいに引き込まれました。そして、予想外に激しく鉈を振り、流木を割る所作にただならぬ気を感じました。

Q2. yamanedaisukeさんを花に例えると…

タンポポです。主根がしっかりしていて芯があり、ストイックに路上に生えている。進んで主張はしないけど、皆から愛されている。

Q3. yamanedaisukeさんのキャッチコピーを考えてください

木片に詩を刻むひと

Q4. もしもあなたがお客さんなら、yamanedaisukeさんの何を買いたい?

yamaneさんの制作する動物は、クールな表情のものとおどけた表情のものがあります。私が今欲しているのは……後者。とにかく自然から生まれたかたちを「こう来るか!」という特異なイマジネーションで構成される動物たちはどれもこれも必見です。

Q5. yamanedaisukeさんへメッセージをお願いします

作品の魅力はもちろんのこと、山男と詩人が同居しているような人間的魅力にあふれた芸術家だと思っています。表現者が苦闘の末にたどり着いた場所からの景色を共に見てみたい。屋内の個展も最高でしたが、晴れ渡った河川敷にやってくる新しい仲間たちが楽しみで仕方ありません。

【yamanedaisukeさんの最新情報はこちらをご覧ください!】


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